【読書】「人工知能は人間を超えるか」の感想

【読書】

こんにちは、コナンです。

昨今AIやそれを用いた仕事の効率化が増えてきています。

先日職場でたまたまこの本が紹介されており、初心者でも人工知能についてわかりやすく記述されているとのことで、自分も気になって読んでみました。

今回は自分の備忘録も兼ねて、感想や印象に残った文を紹介します。

◎この記事はこんな人必見!

・初心者で人工知能について大枠を知りたい人
・人工知能の今後の可能性について知りたい人

「人工知能は人間を超えるか」の概要

本記事は2015年に刊行され、AI入門の超決定版として10万部以上のベストセラーになっている『人工知能は人間を超えるか ディープラニングの先にあるもの』(松尾豊・KADOKAWA社)の要約です。日本のAI研究を牽引されてきた著者がAIの現在地を正しく理解し、人類にとっての脅威なのか、希望なのかを明らかにすることを目的として刊行されたのが本書になります。今でも「JDLA Deep Learning for GENERAL」というAIに関する検定の参考書として指定されており、AIを知る上での入門書として優れた名著です。人工知能とはなにか

https://note.com/keishi_tamura/n/n19684d0a742a

印象に残った部分

https://www.kosho.or.jp/upload/save_image/52000260/20200611160702364862_007c8d56746fb883145fdbcc268f7f23.jpg

・「機械学習とは人工知能のプログラム自身が学習する仕組みである。」

学習とは「分ける」という処理である。

・なぜ人工知能が実現しなかったのか

  →「世界からどの特徴に注目して情報を取り出すべきか」に関して、人の手を借りなければならなかったからだ。つまり、コンピュータが与えられたデータから着目すべき特徴を見つけ、その特徴の程度を表す「特徴量」を得ることができれば、機械学習における「特徴量設計」の問題はクリアできる。

→ただし現在は、コンピュータが、与えられたデータから重要な「特徴量」を生成する方法ができつつある。

→それが「ディープラーニング」

→データをもとにコンピュータが自ら特徴量を作り出す。人間が特徴量を設計するのではなく、コンピュータが自ら高次の特徴量を獲得し、それをもとに画像を分類できるようになる。

→「ディープラーニングによって、これまで人間が介在しなければならなかった領域に、ついに人工知能が一歩踏み込んだのだ。」

・人工知能やビックデータが必要不可欠だが残念ながら日本はその分野では遅れている。

感想 (ひとことメモ)

・人工知能に無知な自分が読んでも読みやすかった。

・人間が当たり前に行っている、認識・運動の習熟・言語の意味理解がとてつもなく難しいことだとわかった。生まれた瞬間からとてつもない情報量をもとに意味理解をしていると思うと、人間の赤ちゃんは大変な仕事をしているなと思った。中学生になって英語を学ぼうと思ってもまったく話せるようにならないのに、、、

・人工知能研究の歴史は、特徴表現の獲得の問題に集約でき、それがディープラーニングにより解かれつつあるのだとわかった。

・AIは社会に大きな影響を及ぼしており、今後さらにその影響力は拡大していく。今後AIと向き合わないといけない未来が必ず訪れるとわかった。

◎まとめ

今回は「【読書】「人工知能は人間を超えるか」の感想」についてまとめました。

これからAIのニュースがたくさん出てくると思うが、その際にどのレベル(凄さ)のニュースなのかを気にして見ようと思います。

以上,最後まで読んでいただきありがとうございます!

2022.4.7

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